2017年12月1日金曜日

茅野市 コロナ 石油ファンヒーター 修理

先日、コロナの石油ファンヒーターのバーナーサーモを交換しました。型番はFH-ST3412BYで2012年製の製品です。

電源コードをコンセントに差し、電源スイッチを入れても電源が入りません。


前面パネルを開けて、基板の電源コード接続部に100Vの電圧が来ているかテスターで確認します。ここまでは100Vが来ていました。


次に、地震で機器が倒れた時に停止させるセンサーとバーナーサーモの導通(正常性)を確認します。だいたい、このどちらかがダメな場合が多いです。導通確認は基板上で行いました。このファンヒーターの基板にはそれぞれの端子がどの部品に繋がっているかがだいたい表記されていたので・・。

導通確認をしたら、バーナーサーモが壊れていることが分かりました。バーナーサーモは炎が燃えるバーナーの下にあります。


1本のネジで固定されているだけなので、ドライバーで簡単に取外しできました。取り外して、テスターで両端子間の導通を確認するとやっぱり導通なしです(テスターの表示が1になっているので抵抗値∞。つまり導通してないということ)


バーナーサーモをメーカーから取り寄せて交換。電源が入るようになり、ちゃんと燃えるようになりました。



修理は販売店に依頼しましょう


石油ファンヒーターの修理は一般ユーザーさんが行うと、感電などの事故やけがに繋がる恐れがあります。また、 知識のある技術者が修理しないと修理後の機器トラブルや事故の原因にもなりますので、修理はご自分で行わず当店のような販売店に依頼して下さい。